骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
 よくわかる大腸肛門科 HOME病気を診断Q and Aプロフィール
 直腸肛門の病気直腸脱直腸瘤痔核痔ろう・膿瘍裂肛・狭窄
 骨盤臓器脱TVM手術メッシュを使わない手術保存的治療
 大腸内視鏡検査無痛大腸内視鏡検査大腸ポリープ・大腸がん
 全国最大級の大腸肛門科・骨盤底外科専門病院 辻仲病院柏の葉(柏市)



肛門科の手術後に起こりうるトラブル2 (痛み)


肛門科の手術を受けた場合、術後の排便時の痛みは誰にでも多少は起こりえます。
技術の進歩と数々の工夫により、この痛みは以前よりはるかに楽になってきています。



手術中は麻酔が効いているので、痛みはありません。

問題は術後の痛みです。
どんな達人が手術をしても、術後の痛みを0にすることはできません。

しかし数々の工夫によって、生活に支障が無い程度まで痛みを軽くすることは可能です。


・痛みの原因として考えられるものに、以下のようなものがあります。

創のつっぱりや縫いすぎ・切りすぎによる痛み(これは医師の技術に大きく左右される)

排便時に創に力がかかって起こる、一時的な痛み(これはだれにでも起こる)

便および分泌物が、創に付着して起こるヒリヒリした痛み(下痢の人に起こりやすい)

括約筋の緊張による痛み


・痛みの予防法

便を軟らかめに保つことが重要です。便秘も下痢も良くありません。

痛み止めを定期的に飲みましょう。
特に始めの数日間は、痛みが無くても処方された日数分は飲んでおいたほうが安全です。
飲むのを怠ると括約筋が緊張し、再び痛みが起こる人がいます。

軟膏を使用して創を保護するようにしましょう。

排便後はまめに洗浄して、創をきれいに保つように心がけましょう。

痛いときは、頓服の痛み止めを飲んでお風呂に入るのがもっとも有効です。括約筋の緊張がゆるんで痛みがかなり楽になります。

また、なるべく安静を保つのが重要なのは、痔の手術にかぎらずどんな手術のあとでも同じです。



「痔の手術について(術後)」の関連記事
手術を受けたあとは通院が必要?術後の注意事項:傷の管理排便管理食事管理仕事・運動・旅行その他手術を受けた方からよくいただく質問再発することはあるの?術後に起こりうるトラブルにはどんなものがあるの?術後に起こりうるトラブル:出血痛み腫れ難治創:傷が治らないこと狭窄:せまくなること肛門変形および便漏れその他の術後に起こりうる合併症について