骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
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痔核の症状

・痔核の主な症状は、「出血」と「脱出」。
・痔核に裂肛が伴ったり、大きく腫れあがったりすると痛みも生じる。


・痔核の症状(1):出血

紙に血がつく、ポタポタ落ちる、シャーッと噴き出すなど、出血の程度はさまざま。



・痔核の症状(2):脱出

排便時に脱出して自然に戻る、指で押し込む、いつも出っぱなしなど、脱出の程度もさまざま。


・痔核の症状(3):痛み

痔核が大きく腫れあがる(かんとん痔核)と、強い痛みが起こる。


脱出を繰り返すと、痔核周囲の皮膚が切れて、切れ痔を伴うこともある(随伴裂肛)。





(解説)

痔核の主な症状は、出血と脱出です。

出血の程度はさまざまで、紙につく程度の軽症のものから、シャーッと噴き出して貧血になるほどの重症のものまでいろいろあります。
痔核の出血は、鮮血であることがほとんどです。

出血や便潜血陽性の多くは、この痔核や裂肛が原因となっています。
ただし大腸がんなどの腸の病気が出血の原因となっていることもあるので、大腸肛門科の専門病院ではこのような場合には大腸内視鏡検査を行うのが普通です。


痔核の脱出も、程度によってさまざまです。

排便時に脱出して自然に引っ込むもの、指で押しこまないと戻らないもの、いつも出っぱなしのものなどいろいろなタイプがあって、これによって痔核の進行度が決まります。


ほとんどの痔核は痛みを訴えることはありません。

ただしかんとん痔核といって、痔核が大きく腫れあがった状態のときや、随伴裂肛といって痔核周囲の皮膚が切れている状態のときには、痛みを伴うこともあります。



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