骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
 よくわかる大腸肛門科 HOME病気を診断Q and Aプロフィール
 直腸肛門の病気直腸脱直腸瘤痔核痔ろう・膿瘍裂肛・狭窄
 骨盤臓器脱TVM手術メッシュを使わない手術保存的治療
 大腸内視鏡検査無痛大腸内視鏡検査大腸ポリープ・大腸がん



直腸脱の手術:ティールシュ法 (Thiersch法)

・直腸脱の手術:ティールシュ法について。

・通常デロルメ法などの経肛門手術と組み合わせて行われる。




ティールシュ法は、特殊な繊維を肛門周囲にリング状に留置して、再発を減らす目的で行われる。

ナイロン糸や、整形外科領域で使われる人工靭帯などが素材として用いられている。


ティールシュ法は単独でおこなわれることはまずない。

通常デロルメ法や・・・




硬化療法や・・・



三輪-Gant法とあわせて同時に行われる。




(解説)

このティールシュ法は、これだけ単独で直腸脱の手術として行われることはめったにありません。

この方法は通常、高齢者の直腸脱で肛門のしまりがきわめてゆるくなっている場合に、デロルメ法三輪-Gant法などの経肛門手術と同時に行われます。

イラストだけ見ていると単純な手法に思えますが、正しい位置に留置して、適切な肛門のしまりを得るには経験を要します。


「直腸脱」の関連記事
直腸脱まとめ直腸脱とはなにか直腸脱の原因直腸脱の症状直腸脱の診断直腸脱のタイプ:完全直腸脱と不完全直腸脱直腸脱は痔核とどう違うのか直腸脱はどんな人に多い?直腸脱と肛門機能障害直腸脱の術式を比較する直腸脱の手術(デロルメ法)直腸脱の手術(三輪-Gant法)直腸脱の手術(ティールシュ法)直腸脱の手術(硬化療法)直腸脱の手術(直腸固定術)直腸脱術後の再発について