骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説

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直腸脱はどんな人に多い?



・直腸脱の大半(9割以上)は、高齢の女性に起こる。
70代、80代と年齢があがるにつれて、発症の頻度が高くなってくる。
高齢者の直腸脱は、若い人の直腸脱ほど大きく脱出しないことが多い。(多くは10cm以下の脱出)
加齢にしたがって肛門挙筋や括約筋の機能が低下し、さらに会陰が下垂(下がること)して直腸脱が発生すると考えられている。

・直腸脱は若い人にもたまに見られる。(直腸脱患者全体の数%程度)
若くて屈強な男性でも、直腸脱が見られることがある。
若い人の直腸脱は、大きく脱出することが多い。(20cm以上脱出することもある)
若い人の直腸脱は、直腸が重なりあってアコーディオン状に脱出して直腸脱を発症すると考えられている。

・小児でもごくまれに直腸脱が起こることがある。



(解説)

直腸脱の大半は、高齢の女性に起こります。
これは加齢にしたがって肛門挙筋や括約筋の機能が低下し、さらに会陰が下垂(下がること)して直腸脱が発生すると考えられています。

いっぽう直腸脱は、まれに若くて屈強な男性にも起こることがあります。
このような人の場合、高齢女性の直腸脱のように肛門挙筋や括約筋の機能が低下しているとは考えられないので、また別の原因で直腸脱が発生していると考えられます。

このような若い人に起こる直腸脱の原因として考えられているのが、「強くいきむ習慣を繰り返すことで直腸が重なりあってアコーディオン状に脱出する」という説です。





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