骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説

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腫瘍マーカー



大腸がんを早期発見するために腫瘍マーカーを調べても意味がありません。

大腸がんを早期発見するには、大腸内視鏡検査をお勧めいたします




「大腸がんが心配なので、腫瘍マーカーを調べてほしい」と言って来院される方が時におられます。

しかし腫瘍マーカーは、以下のような理由から、大腸がんの早期発見には無力です。

・早期大腸がんではたいてい陰性になるので、早期発見には役に立たない。
・進行した大腸がんでも陰性になることが多い。
・逆に大腸がんのない正常の人でも陽性になることがある。
・他の部位のがん(肺がん、乳がん、胃がんなど)でも陽性になることがある。
・タバコを吸う人や、糖尿病・腎臓病などを持った人でも陽性になることがある。


大腸がんを心配されるなら、大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。
大腸内視鏡検査は、他の検査法(腫瘍マーカー、便潜血検査、注腸造影検査、PET・・・)よりも圧倒的に精度が高いからです。

大腸がんの腫瘍マーカー(CEAやCA19−9といいます)は、大腸がんの手術を受けた方が、術後に再発の有無をチェックするために定期的に測定するのが正しい使い方とされています。