骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説

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裂肛痔ろうとは

・慢性裂肛を放置していると痔ろうになることがある。これを裂肛痔ろうという。

・裂肛痔ろうは手術しないと治らない。



裂肛を長年放置していると・・・


裂肛からトンネルが形成され、痔ろうになることがある。

これを「裂肛痔ろう」という。


裂肛痔ろうのほとんどは浅いものであり、痔ろう分類の「I型痔ろう」に相当する。


裂肛痔ろうは薬では治らない。
通常の痔ろうと同様に、手術が必要となる。

切開解放術を行って治療する。

痔ろうのトンネルは括約筋より浅い位置にあるので、変形のリスクは無い。





(解説)

慢性裂肛を長年放置しておくと、そこから細菌が侵入してトンネルを作ることがあります。
これを裂肛痔ろうといいます。

裂肛のためずっと排便時に痛かったが、最近膿がでるようになった」と言って肛門科を受診された場合、この病気の可能性が高いです。

裂肛の手術を行うときに、いざ麻酔をかけてくわしく診察してみると、この裂肛痔ろうが隠れていたということも時にあります。
(裂肛の方は診察時に痛がることが多いので、術前に念入りな診察を行うのが難しいのです)

裂肛痔ろうは浅いものが多く、痔ろう分類の「I型」に属するタイプが大半です。

治療は、浅い単純痔ろうの手術と同様に、切開解放術で行われます。
このタイプの痔ろうは筋肉にかかってないので、変形のリスク無しで治せます。



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