骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
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9 医師の教育について


医師が一人前になるには時間がかかる。

「それならはじめから肛門科の手術手順をマニュアル化して、手取り足取り教えればよいではないか」という考えもある。
以前は自分もそのように考え、実行してみた時期もあった。

しかし徐々に、手取り足取り教え込む方法は労力の割にあまり報われないことが分かってきた。

教わる側が壁にぶつかって、解決法を悩みぬいて、自分の課題が明確になって、「ジグソーパズルのあと一片がわかればすべて解決する」という段階になってからピンポイントのアドバイスを与えないと、教わる側は教える側の言っていることの重要性は理解できないのだ。

肛門科の手術を始めた当時の自分が院長の手術を見ても、「どこにどんな工夫がなされているか」とか、「どこに注意して進めるべきか」などが分からなかったのも同じことである。


そういえば自分も家庭教師で多くの子を教えてきた頃から、同じような体験をしてきた。

医学生をやっていると、あちこちから受験生などの家庭教師の話が舞い込んでくる。
短期のものも含めると、十数名に教えたのではないかと思う。

子供が受験に成功するか否かは自分の家庭教師としての実績にもかかわってくるので、お引き受けする前にまず子供にある数学の問題をやらせてみる。

その時点でその問題が解けるか解けないかはそれほど重要ではなく、その子が問題に対してどのような姿勢で取り組み、問題について何とコメントするかを観察するのが常だった。



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