骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説

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毛巣洞とは

・皮膚の下にもぐりこんだ毛に細菌が繁殖し、膿がたまる病気。

・薬では治らないので、手術が必要となる。




毛巣洞とは、皮膚の下にもぐりこんだ毛に細菌が繁殖し、膿がたまって生じる病気。

ほとんどの場合、尾てい骨〜仙骨付近の正中部(まん中)に発生する。

硬いしこりを触れたり、膿が出たりする。

毛深い男性に起こりやすい。

(治療)

膿がたまっている場合、切開して膿を出す。
これは応急処置なので、これだけだと後日再び膿がたまってくる。

完全に治すには、根治手術で病変を取り除く必要がある。
自然に治ることはまずない。






(解説)

毛巣洞(もうそうどう)とは、皮膚の下にもぐりこんだ毛に細菌が繁殖し、膿がたまる病気です。

「尾てい骨のあたりが腫れて膿がでる」という訴えで肛門科や外科を受診された場合、この病気の可能性が高いです。

米国ではジープなどの車両に乗る機会の多い兵士によく見られるので、「ジープ病」と呼ばれているということを文献で読んだことがあります。

乗り物に長時間乗る機会の多い人の場合、シートに接触する部位に力がかかりやすくなり、その部位の毛が皮下にもぐりこんでしまうため、この病気が発生しやすくなると考えられます。



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