骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
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毛巣洞の手術

・毛巣洞の手術について解説。

・手術で化膿している領域を取り除く。





@感染している袋(毛巣洞)を点線にそって切除していく。

A感染している袋を取り除く。

B創が小さい場合には縫合閉鎖する。
創が大きい場合には、縫合せずに肉が盛り上がって治るのを待つ。





(解説)

毛巣洞の手術で化膿している袋を切り開くと、中から毛髪のかたまりが出てくることがよくあるのですが、毛髪が見当たらないこともあります。目に見えないくらい薄い色で小さい毛があったのかもしれません。

創が小さい場合には縫合閉鎖した方が早く治るのですが、たまに縫合したところが化膿することがあるので、この場合には治癒に時間がかかることがあります。


毛巣洞は痔核や痔ろうといったよくある肛門科の病気と違って、肛門からかなり離れた場所にできます。

そのため、毛巣洞の手術をおこなう場合には、入院してしっかり麻酔を効かせた上で手術を行うことをおすすめしています。

肛門科の日帰り手術で通常行っている麻酔は、肛門周囲の狭い範囲にしか麻酔効果がないので、麻酔の効きが不十分になることがあるのです。

毛巣洞の手術は、膿皮症の手術と比べると再発率はあまり高くありません。



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