骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
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麻酔の合併症について



頭痛と排尿障害がときどき起こることがあります。適切に対処すれば問題なく改善します。
麻酔薬中毒と麻酔薬アレルギーが起こることはまれです。
上手な医師が麻酔を行えば、麻酔が効かなくて痛い思いをすることはまずありません。



・頭痛

若い人に腰椎麻酔を行った場合に起こることがあります。
40歳以上の方ではあまり起こりません。

術後はしばらく安静にして、水分を十分に摂取して鎮痛剤を内服して対処します。

近年の麻酔法の進歩により、最近ではこの頭痛が起こる可能性は低くなってきています。


・排尿障害

腰椎麻酔を行った場合に起こることがあります。
特に前立腺肥大などでもともと尿が出にくい人の場合には、腰椎麻酔以外の麻酔法を選択する必要があります。
入院手術でこの排尿障害が起こった場合には、「導尿」といっておしっこを出す管を一晩尿道に留置する必要があります。

また、肛門科の手術を行った場合には、術後に起こった強い痛みが排尿障害の原因となることもあります。
この場合、痛みの対処を行うことで尿が出るようになります。


・麻酔薬中毒

仙骨硬膜外麻酔のときに、ごくまれに起こります。

めまいや耳鳴りなどが起こり、重症の場合にはけいれんや呼吸停止が起こることもあります。


・麻酔薬アレルギー

どの麻酔方法でも起こりえます。

歯医者さんの麻酔で問題が起こったことのない人であれば、このアレルギーが起こる心配はまずありません。


・麻酔効果不十分

仙骨硬膜外麻酔および局所麻酔の場合にしばしば起こります。
腰椎麻酔ではまず起こることはありません。

この場合麻酔をやりなおすしかありません。



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