骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
 よくわかる大腸肛門科 HOME病気を診断Q and Aプロフィール
 直腸肛門の病気直腸脱直腸瘤痔核痔ろう・膿瘍裂肛・狭窄
 骨盤臓器脱TVM手術メッシュを使わない手術保存的治療
 大腸内視鏡検査無痛大腸内視鏡検査大腸ポリープ・大腸がん
 全国最大級の大腸肛門科・骨盤底外科専門病院 辻仲病院柏の葉(柏市)



肛門ポリープ

・肛門乳頭という部位の一部が大きくなったもの。

・大腸ポリープと違って、癌化することはない。

・薬では治らないので、手術で切除するしかない。切除すれば簡単に治る。

・痛みを感じやすい部位にあるので、大腸内視鏡検査では切除できない。




歯状線という直腸と肛門の境界のところに、肛門乳頭という出っ張りがある。
(図のギザギザのところ)

ここの一部が刺激で大きくなったものを肛門ポリープという。

大腸のポリープと違って、癌になる可能性はない。


肛門ポリープは薬で治ることはないので、切除するしかない。

切除したら簡単に治る。


肛門ポリープには、裂肛に伴うものもある。

このタイプの肛門ポリープは、裂肛と一緒に治療する必要がある。

肛門ポリープのみ切除しても治らない。





(解説)

肛門ポリープの場合、肛門からコリコリした小さいものが脱出してきます。
痛みや出血は普通ありません。
また、大腸ポリープと違って大腸がんになる可能性もありません。

肛門ポリープは薬で治ることはないので、手術で切除するしかありません。
切除すれば簡単に治ります。

また、肛門ポリープは慢性裂肛に伴うものもあるので、この場合には裂肛根治手術を行い、肛門ポリープを裂肛と一緒に切除する必要があります。

大腸ポリープと異なり、肛門ポリープは「歯状線」という痛みを感じる部位にできます。
そのため大腸内視鏡検査の際に切除すること(大腸ポリペクトミー)はできません。