骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説

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肛門ポリープ

・肛門乳頭という部位の一部が大きくなったもの。

・大腸ポリープと違って、癌化することはない。

・薬では治らないので、手術で切除するしかない。切除すれば簡単に治る。

・痛みを感じやすい部位にあるので、大腸内視鏡検査では切除できない。




歯状線という直腸と肛門の境界のところに、肛門乳頭という出っ張りがある。
(図のギザギザのところ)

ここの一部が刺激で大きくなったものを肛門ポリープという。

大腸のポリープと違って、癌になる可能性はない。


肛門ポリープは薬で治ることはないので、切除するしかない。

切除したら簡単に治る。


肛門ポリープには、裂肛に伴うものもある。

このタイプの肛門ポリープは、裂肛と一緒に治療する必要がある。

肛門ポリープのみ切除しても治らない。





(解説)

肛門ポリープの場合、肛門からコリコリした小さいものが脱出してきます。
痛みや出血は普通ありません。
また、大腸ポリープと違って大腸がんになる可能性もありません。

肛門ポリープは薬で治ることはないので、手術で切除するしかありません。
切除すれば簡単に治ります。

また、肛門ポリープは慢性裂肛に伴うものもあるので、この場合には裂肛根治手術を行い、肛門ポリープを裂肛と一緒に切除する必要があります。

大腸ポリープと異なり、肛門ポリープは「歯状線」という痛みを感じる部位にできます。
そのため大腸内視鏡検査の際に切除すること(大腸ポリペクトミー)はできません。