骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
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肛門科手術の修行と、自分がさずけられた最高峰のアドバイス



肛門科手術の修行は、他の分野とはすこし異なるところがある。


私が所属している辻仲病院では、年間4000件(日帰り手術を入れるともっと多い)ほどの肛門科手術を行っている。
これは全国でも1〜2位をあらそう、圧倒的な数である。

この病院には、大腸肛門科の専門家を目指して数多くの若手医師や中堅医師が修行に訪れる。
この中には大腸内視鏡の腕を磨きたい者もいるし、大腸癌の手術をやりたい者もいるし、肛門科の手術を習得したい者もいる。


大腸内視鏡や大腸癌の手術は、どこの大学病院や総合病院でもやっている。
我々の病院にやってくる医師たちは、そういう病院に一定期間在籍してある程度の経験を積んでいる。

だから我々の病院では、就任したばかりの医師がいきなり大腸内視鏡や大腸癌手術の術者を担当させてもらうことも多い。


いっぽう肛門科の手術の場合には、これとは事情がことなる。
われわれの病院に来たばかりの医師が、肛門科手術の術者をいきなりやらせてもらうことはありえない。

肛門科の手術に限っていえば、ほかの病院で正式な修行を積んでから我々のところに来る医者はまずいない。
大腸内視鏡や大腸癌の手術と違って、肛門科の手術は全員がゼロからのスタートになるわけである。

肛門科の修行では、中堅外科医も若手外科医も、我々の病院に就職した時点で同じスタートラインに立たされることになる。


これは我々の病院に限ったことではなく、どこの大腸肛門科専門病院でも同じような感じだと思われる。

たとえば某大腸肛門病センターでは、たとえ十年以上の経験がある外科医であっても、運次第では術者のチャンスが何年も回ってこないのを知っている。



1 肛門科手術の修行は、他の分野とはすこし異なるところがある2 修行を始めたばかりの医師は、まず前立ちからスタートする3 最高峰のアドバイス4 肛門科手術の修行における「守・破・離」5 このアドバイスは、一流の職人の世界観と通じるものがあると思う


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