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肛門科の診察と検査:肛門エコー




肛門エコーとは、超音波で肛門の状態を調べる検査のことです。
専門的な肛門科の診療を行っている病院であれば、たいていこの検査を行うことができます。

超音波検査は、胃腸科や消化器内科で腹部臓器(肝臓や胆のうなど)を診断するのに広く用いられています。
これを肛門科領域に応用したものが、肛門エコーです。


ひと昔前までは、肛門科の診断はほとんど直腸肛門指診肛門鏡だけで行われていました。

肛門科の訓練を積んだ医師の場合、これだけでもほとんどのケースでは正確な診断をつけることができるのですが、ときにどうしても判断に迷わされるケースがあります。
こういうときに威力を発揮するのが、この肛門エコー検査です。

肛門エコーがもっとも威力を発揮するのが、痔ろうの診断です。
直腸肛門指診ではわかりにくい痔ろうのトンネルが、肛門エコーを用いることでかなり正確に診断することができます。

この他にも、肛門括約筋の状態を診断したり、肛門周囲にできた腫瘍(できもの)などの診断にも威力を発揮します。


この検査は人差し指くらいの太さの器具を肛門に挿入して、検査を行います。
通常痛みはありません。
検査は5〜10分くらいで終わります。