骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
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かんとん痔核について

・痔核を放置しておくと、急に大きく腫れて「かんとん痔核」になることがある。
・まず薬で痔核の腫れを引かせてから、痔核根治手術を考慮する。
・痛みが激しい場合には、緊急で手術を行うこともある。


痔核を放置しておくと・・・



大きく腫れあがって、戻らなくなることがある。これを「かんとん痔核」という。

強い痛みを伴うことが多い。

痔核が一番重症となった状態。



痛みがそれほど強くない場合には、しばらく軟膏をつかって腫れが引くのを待つ。

腫れが引いたら手術を考慮する。


痛みが強くて耐えがたい場合には、緊急手術(痔核根治手術)を行うこともある。

この方が早く楽になる。




(解説)

長年痔核を放置しておくと、急に大きく腫れて激痛が起こることがあります。
これをかんとん痔核といいまして、痔核が一番重症となった状態です。

患者さんが激痛で肛門科に駆け込んできた場合、このかんとん痔核が原因となっていることがよくあります(他に多いのは血栓性外痔核肛門周囲膿瘍など)。

かんとん痔核は、もともとある痔核の上にむくみが加わっているので、いつもの痔核の状態より腫れがひどくなっています。

通常は軟膏を使ってしばらく待てばむくみが取れて小さくなってくるので、腫れが引いた段階で手術(痔核根治手術)を考慮することが多いです。

ただし激痛で「我慢できないので今すぐ何とかしてほしい」と言われる場合には、緊急で手術を行うこともあります。
痛みが強い場合には、この方が早く楽になります。



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