骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説

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平坦な大腸ポリープの切除(粘膜切除術)

・大腸ポリープには、平坦な形をしたものがある。
・平坦な形をした大腸ポリープは、粘膜切除術という方法で治療する。



平坦な大腸ポリープの切除(粘膜切除術)1 ほとんどの大腸ポリープは、イボやキノコのような形をしているが、まれに平坦なポリープも存在する。

このタイプのポリープを治療するには、ポリペクトミーと異なった方法を用いる必要がある。
平坦な大腸ポリープの切除(粘膜切除術)2 平坦なポリープの下に、特殊な食塩水を注入する。
注入量を増やしていくと、粘膜が風船のようにふくらみ、ポリープが浮いてくる。
平坦な大腸ポリープの切除(粘膜切除術)3 電気メスの輪(スネア)をポリープの下にかける。
平坦な大腸ポリープの切除(粘膜切除術)4 スネアをしぼっていき、電気を通して焼いて切除する
平坦な大腸ポリープの切除(粘膜切除術)5 切除が完了したところ。
平坦な大腸ポリープの切除(粘膜切除術)6 切除したポリープは回収して、顕微鏡で詳しく調べる。(病理検査)


(解説)

ほとんどの大腸ポリープは、キノコやイボのような形をしています。
このタイプのポリープであれば、電気メスの輪(スネア)を首根っこにひっかけるだけで切除できます(大腸ポリペクトミーといいます)。

一方、ここで示したような平坦な形の大腸ポリープの場合には、この「粘膜切除術」が行われます。

平坦なポリープにスネアをかけようとしてもうまくかからないし、無理してスネアをかけると腸の壁に穴があいて大変なことになるのです。


このタイプの平坦な形をしたポリープは、注腸造影検査(バリウム検査)ではなかなか見つかりません。
大腸内視鏡検査であれば、このタイプのポリープを発見する精度は圧倒的に高くなります。



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