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痔核のゴム輪治療法(マックギブニー)

・痔核ゴム輪治療は簡単にできるが、痔核根治手術と比べると再発しやすい。
・だから痔核ゴム輪治療は、痔核手術の際に補助的に用いられるケースが多い。
・ただし、手術するにはリスクが高い人の痔核治療に用いられることはある。





このような黒くて小さい特殊なゴム輪を使う。

マックギブニーと呼ばれる。



内痔核がこの治療法の対象となる。

内外痔核や外痔核には行われない。
(激痛が起こる)



痔核をゴム輪(マックギブニー)でしばる。


1週間程度で、ゴム輪は痔核と一緒に脱落する。




(解説)

痔核の簡単な治療法として、ゴム輪けっさつ法(マックギブニー法)があります。

これは痔核をゴム輪でしばって、壊死させて落とす方法です。

この方法は内痔核にしか使えません。外痔核や内外痔核に使うと、強い痛みが起こります(参考:痔核のタイプについて)。

また、この方法は痔核根治手術と比べると再発率も高いので、肛門科を専門とする医師は痔核の治療法としてはじめからこの方法をお勧めすることはありません。

このゴム輪けっさつ法は、痔核手術の際に主役の大きな痔核を切除したあと、脇役の小さい内痔核に対して補助的に使われるケースがほとんどです。

また、手術するには危険が高い超高齢者などに、手術の代わりとして用いられることもあります。



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