骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
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素晴らしい方法だと思っていたが、結局定着しなかった・・・


このフレーズを、とあるCF初心者に教えて丸暗記させてみたことがある。
するとどうなったか?

あーら不思議、今までぜんぜんできなかったのに、いつの間にかtotalできるようになっている・・・

それまで直腸やS状結腸で交代となっていた初心者が、わずか1〜2ヶ月でけっこう回盲部まで到達できるようになり、スタッフを驚かせるようになるのであった。

大腸内視鏡検査の技術レベルでいえば、この体操を習得することによって「見習い」の時期をあっという間に駆け抜けて「入門」レベルに到達し、簡単そうな患者さんであればそこそこ戦力になってくれるのであった。


私にこのCF体操を教えてくれた先生は、10年ほど前に大腸内視鏡と肛門科の専門家として独立開業してしまわれた。

私もこの体操のことを人に積極的に言わないこともあって、今では病院内でこのCF体操のことを知っている者は(私以外には)多分いない。


そして私も、一時は全部覚えていたフレーズのかなりの部分を忘れてしまった。

大腸内視鏡の挿入技術がステップアップするにつれ、新たに出現する技術的課題に集中するようになるので、すでに体得して血肉化された手順のフレーズは必要なくなって忘れてくるわけである。


フレーズをすべて書き留めていればと、いまさらながら悔やまれる。

このCF体操も、いずれ滅び行く伝統芸能のひとつになっていくのだろう。



大腸肛門科の専門病院にも、ときに大腸内視鏡の初心者がやってくる大腸内視鏡の初心者がすぐに戦力になる「CF体操」とは素晴らしい方法だと思っていたが、結局定着しなかった・・・


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