骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説

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大腸内視鏡検査のスケジュール



・予約

大腸内視鏡検査を希望される方は、事前に病院を受診して予約を入れていただく必要があります。

病院を受診したら、検査が安全に行えるかどうかの確認と、検査手順の説明を行います。
この手続きが終わってから、大腸内視鏡検査の予約日を決め、検査用の下剤を処方します。


・検査前日

(食事)
検査前日の食事は通常通り摂ってもかまわないのですが、一部ひかえたほうがよい食物があります。

消化の悪い食べ物を前日に摂取すると、検査のときに大腸に食物のカスが残って観察に支障をきたします。

ひかえたほうがよい食べ物としては、以下のような物があります。
ひじきやワカメなどの海藻類、シイタケなどのキノコ類、こんにゃく類、果物、野菜など。

また、乳製品も観察に支障をきたすことがあるのでよくありません。アルコールも検査の前日はひかえましょう。

(下剤)
夜の決められた時間に、処方された下剤を飲みます。
(下痢の人の場合には、省略することもあります)


・検査当日

検査当日は、検査が終わるまで食事はできません。
観察に支障とならない飲み物(水やお茶など)は摂取しても問題ありません。

検査の前に、検査用の下剤を飲んでいただく必要があります。
1〜2時間ほど時間をかけて、2リットルの下剤を飲んで大腸をからっぽにします。

かつては下剤の味が悪いので不評だったのですが、最近では味のよい下剤や錠剤タイプの下剤も使用できるようになっており、味の問題はかなり改善されてきています。

下剤を飲んでからしばらくたつと何回も便通が起こり、水様の便が頻回にでてきます。
便がすべて出尽くして、大腸がからっぽになったのを確認して検査を行います。


・検査実施

検査前に軽い鎮静剤の注射をしますので、検査はほとんど苦痛なく終了します。

大腸内視鏡検査は通常15分程度で終了しますが、大腸ポリープを切除する場合にはもうすこし時間を要します。


・検査終了後

検査が終了したら、30分〜1時間ほど休憩していただきます。

鎮静剤の作用が切れてふらつきが無くなったら、検査結果の説明があります。
検査結果の説明を受けたら会計して終了となります。

大腸ポリープを切除しなかった方は、そのまま帰宅できます。検査した日は車の運転は厳禁です。
検査後のお食事は普通にされて結構です。

大腸ポリープを切除した方は、状況によっては入院が必要となります。
退院したあとは、三食分ほどパック入りのレトルト食品を食べていただきます。


・病理結果の説明

大腸ポリープ切除をおこなった方や、組織をとった方は、それを顕微鏡でくわしく調べます。
その結果は二週間ほどで判明しますので、その頃に結果を聞きに来ていただく必要があります。



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