骨盤底領域疾患(直腸肛門疾患・骨盤臓器脱)の徹底解説
 
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6 「優しい軸保持」がわかりつつあると思えるようになってから、面白い現象が起こった


先述したように、自分が「優しい軸保持」を体得できつつあると思えるようになってきてから、面白い現象が起こった。

それは他の医師が大腸内視鏡検査をやっているのを見ると、一目で「優しい軸保持」の挿入法を体得している医師がわかるようになったことだ。

自分が「普通軸保持」しか習得できていなかったときには、「優しい軸保持」の医師を見ても、漠然と「この先生は上手い」と思うに過ぎなかったのだが、それがなぜ上手いのかはっきり認識できていなかったのだった。

いまではなぜその医師が上手いのか、はっきりポイントで捉えて認識できるようになっている。


ここ数年で100人以上の医師が大腸内視鏡検査をやるのを見てきたが、この中で「優しい軸保持を体得しており、常時それを意識して検査している」ということがわかる医師はごく一部しかいない。

そして「普通軸保持」の挿入法を行っている医師ですら、全国レベルで見ると少数派だ。
全国各地の病院で大勢を占めているのは、(平均的な)ループ挿入法なのである。

そして「普通軸保持」の挿入であっても、多くの場合「平均的なループ挿入法」より楽で痛くない大腸内視鏡検査を提供して社会に貢献できる。



1 大腸内視鏡の挿入法には、「ループ挿入法」と「軸保持短縮挿入法」がある2 軸保持短縮挿入法には、「普通軸保持」と「優しい軸保持」があると思っている3 大腸内視鏡検査と手術の共通点4 大腸内視鏡の挿入法を、空手 vs. 太極拳になぞらえてみる5 内視鏡室の看護師たちが、医師の実力を一番シビアに見ている6 「優しい軸保持」がわかりつつあると思えるようになってから、面白い現象が起こった7 至高の大腸内視鏡検査とは


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